ドライアイとは目を守るのに欠かせない涙の量が不足する。

涙の成分バランスが崩れることによって涙が均等に行き渡らなくなる病気であり、目の表面に傷をともなうことがあります。

いわばドライアイは涙の病気といえます。

高齢化、エアコンの使用、パソコンやスマートフォンの使用、コンタクトレンズ装用者の増加に伴い、ドライアイ患者さんも増えており、その数は2200万人とも言われ、現代病とも言えるでしょう。

○環境による要因

ドライアイの原因は、環境によるものや加齢や病気によるなど、さまざまなものがあり特に環境要因が大きいと考えられています。

パソコンやスマートフォンを見続けることによって瞬きが減ることや、冷暖房により室内が乾燥しがちなことが挙げられます。

また、コンタクトレンズの長期、長時間の装用や、夜型の生活、食生活の変化、運動不足などライフスタイルも関わっていると言われています。

そのほか、加齢によって涙の分泌量が減ったり、涙の質が低下して乾燥しやすくなったりすることがあります。

また、涙の分泌は自律神経に支配されており、リラックス時に働く副交感神経は涙を分泌させ、緊張時に働く交感神経は涙の分泌を抑制します。

現代人はさまざまなストレスにより交感神経が働きやすく、涙の分泌が制限されているのではないかという考え方もあります。

また、シェーグレン症候群などの自己免疫疾患や、スティーブンジョンソン症候群などの病気により涙腺が破壊される重篤なドライアイもありますが、眼科での診断となります。

○エストロゲンの減少

エストロゲンとは女性らしさを作るホルモンであり、女性らしい丸みのある体型を作ったり、肌を美しくしたりするためのホルモンですが、卵巣機能低下によるエストロゲンの減少により、眼球の表面が乾燥することがあります。エストロゲンには眼の潤いを保つ作用があります。

また、加齢による眼の粘膜が弱くなることも関連しています。

また緊張感が続くと乾燥が進みます。

普段日常生活で使用するパソコンやコンタクトレンズ、エアコンなどは使用状況を改善することによりドライアイの症状を和らげるのに効果的です。

○デスクワークでの対処法

目を大きく見開かずに済むように、パソコンの画面を目より下に置き、パソコンを長時間使用するときはこまめに休憩をとり、意識的に瞬きをするように心がけましょう。

瞬きをすることによって角膜を刺激し、涙腺からの涙の分泌を促す働きをしています。

汚れた涙を涙点(目頭にある涙の排出口)へ運ぶのも瞬きの役割です。

○エアコンをつけるときは、、

エアコンの風に直接当たらないようにし、また、エアコンが効いている室内は、乾燥しやすいので加湿を心がけましょう。

湿度は下げすぎないように濡れタオルを室内に干しておくなどしてできれば常時50%はキープできるようにしておきましょう。

○コンタクトレンズの使い方

コンタクトレンズを使用している方はしていない方に比べて涙が蒸発し減りやすくなる。

眼の乾きが気になる場合は、涙の不足を補うために目薬を使用する。

加湿器や保湿用のメガネを使用しドライアイを予防しましょう。

私たちの体は皮膚で覆われていますが、それは目も同じで涙は眼球の表面全体を覆い、それを潤し、目を守るバリアとして働いています。

涙の量が減り成分が変化すると、その働きが不十分になり角膜や結膜が乾燥して傷つきます。

これがドライアイの原因となります。

ドライアイを持つ患者さんの多くは内臓疲労と脳脊髄液の循環不全が必ずと言っていいほど見られます。

普段の食生活や、睡眠の乱れなどさまざまな要因によって内臓が疲労し、代謝が落ちる、免疫力が落ちるなどしてドライアイを治りにくくさせています。

もうひとつは、「髄液」の流れです。

脳脊髄液の流れが悪いと自律神経が乱れるなどの現象が起こります。

これはドライアイを助長しかねない現象です。

そのほかにも筋肉調整することでドライアイは改善していきます。

現代では画面を長時間見る機会や、コンタクトをする人も多くなり現代病になりつつあるドライアイですがリプラス整骨院では治す方法を理解しておりますので安心してご来院ください。

一緒に辛い眼の症状を治していきましょう！