メニエール病とは体の平衡感覚を司る耳の奥の「内耳」にリンパ液が貯まることによって生じる病気のことです。

ひどい眩暈を症状とする病気で、強い吐き気や、難聴を覚えることもあります。

30〜50歳代で発症することが多く、通常は片方の耳に発症することが多いですが、場合によってはもう片方の耳にも症状が出る場合があります。

メニエール病は内耳と呼ばれる部分にリンパ液が過剰に溜まることで内リンパ水腫というものを引き起こしそれが原因と言われています。

しかし、どのようなメカニズムで引き起こされているのかということが明確には解明されていません。

現在のところ、アレルギー、免疫の異常、内耳への血液不足などが要因として挙げられています。

ストレスや疲れが溜まった時に再発を繰り返しやすいため、自律神経のバランスの乱れともなんらかの関係があるとも言われています。

○生活習慣の改善

発作が起こりやすい原因とされている過労や睡眠不足は避け、ストレスを溜めないような生活習慣が望まれます。

塩分(ナトリウム)が多い食事も良くないと言われています。

趣味やスポーツによるストレスの発散や、ジョギングなどの有酸素運動も推奨されています。

メニエール病は明確とした治療法が確立されておらず、基本的には生活習慣の指導や投薬が主とした治療法になります。

上記にも書きましたが、生活習慣の改善でメニエール病が改善されることもありますが、実際のところ改善されない場合がほとんどのようです。

こう言うことからメニエール病は医療業界から「難治性の疾患」と呼ばれています。

メニエール病の治療で大切なのは「精神的ストレスの解消」、「身体的ストレスの解消」が必要になってきます。

ストレスによって原因となる内リンパ液が過剰に分泌されることも近年わかっています。

しかし、現代社会においてこのストレスをなくすことはほぼ不可能に近いです。

働いてる方は尚更ですよね。

メニエール病の方はすでに体が虚弱の状態、ゲームでいうHPが0の状態です。

まずは、これを回復させ、さらにストレスを跳ね除けるようにしないと症状改善は難しいです。

リプラス整骨院では内臓調整、姿勢、筋肉調整を行い、メニエール病の改善を目指します。

①内臓調整

メニエール病の患者さんの特徴として、お腹や背中の筋肉が冷えとても緊張しています。

みぞおちのおくには、胃や膵臓、右側には肝臓、左側には脾臓、腹部の真ん中は小腸、下腹部は膀胱、背中側には腎臓など、臓器が詰まっています。

内臓の位置している筋肉や皮膚が硬くなると、内臓の働きが低下し、疲労がどんどん蓄積されます。

この内臓疲労によって体の免疫力、回復力が落ち、結果的に症状が治りにくい状況ができてしまいます。

腹膜や、背部の緊張をとって、内臓調整をすることで、症状を改善に導きます。

②姿勢、筋肉調整

自律神経が乱れていると、身体的、精神的ストレスの影響をより受けてしまいます。

自律神経は交感神経と副交感神経に分類されます。

この交感神経は頚椎、胸椎、腰椎が経路で、副交感神経は頭蓋、仙骨が経路です。

背骨が歪んでいると自律神経が乱れ、背骨に付着する筋肉群が緊張してしまい、全身の過緊張を起こします。

背骨、姿勢を整えることによって自律神経の調整と全身の緊張緩和につながります。

そして脳と脊髄を覆う三層の髄膜のうち一番外側に位置している膜のことを硬膜と言います。

メニエール病の患者さんはこの硬膜が硬いことがほとんどで、自律神経の乱れ、全身の緊張、内耳の循環障害を起こします。

頭蓋の調整も行い、硬膜を緩めることで、これらの弊害も取り除くことができます。

耳鼻科に行っても良くならず困っている。

めまいや、吐き気などによって辛い毎日を過ごされている方はぜひリプラス整骨院で一緒に治療して、健康な毎日を過ごせるような体づくりをしていきましょう！